幟町中学校前の「雪椿の乙女像」
モデルは被爆者の佐々木禎子さん、12歳(幟町中1年生)と言われてます。
※禎子さんは被爆者で、私のような被爆二世ではありません。
当時の若い人たちには
原爆被災地としての広島の認知度は皆無でした。当然と言えば当然ですが、だってその当時、全国ニュースで広島が取り上げられるのは年に一度の平和記念日ぐらいですから・・・
私自身、被爆地出身って意識なかったです。ちっちゃな頃から年寄りに散々聞かされてましたが私的には耳にたこ。何度も言わないで!
可愛くない子供でした。
でも、たまたまか!偶然か?
当時、私の周りの同年代の子供たちでそれを意識してた子なんていなかった。みんな、親や年寄りなどから聞かされてますが、全然そんな意識はなく、日本中の普通の子供たちと一緒でした。
こんな事を言うと今でも苦しんでいる人たちがいるのは事実で申し訳ないです。現に、私の身内にも苦しんだ人がいました。
意識しないで生活できてる私達(私も家内も被爆二世です)は幸せなのかも。
えっ!
被爆!
二世?
なに、それ、ここって東京だよね?
そんな私がこんな話題を取り上げたのは、こちら(東京)へ来て間がない頃(何十年も前)確か新宿駅だったような・・・
定かではありませんが駅の構内で何々募金とか、何々の署名協力お願いしますとか、で、被爆二世の何々に署名協力お願いしますって聞こえてきまして・・・
普段、被爆地出身なんて気にもしてなかったのですが・・・。
立ち止まったため声をかけられ、そこで初めて被爆者の子供を被爆二世と呼ぶのを知りました。呼びかけた方も私が被爆二世と知りビックリです!
私が無知だったのか、でも当時はその程度の認知度でした。
面白いと言うか、興味深い記事が
追記 2017/09
最近多い原発や築地移転に関する食の安全性など、酷く敏感になっていると思います。自分たちはもちろん子供の将来に関わるの事なので当然とは思います。そこで、思い出したのは興味深い、いいえ、面白いと言った方が近い記事が有ります。2011年のウォール・ストリート・ジャーナルの記事です。時代が違うとは言え、私達夫婦はその中で雑草のような言われ方をした人達の子供です
「米国と日本の政府が共同(ABCC⇨財団法人放射線影響研究所)で行い、かつては評価されていた広島と長崎の研究では、低線量の被ばくでは、がんのリスクはほとんど、あるいはまったくないという結果だった。むしろ、低線量の被ばく者は「がん以外の」病気による死亡が少ないことから、長寿につながるとも考えられた。」
だが、この原爆の研究は、ここ数十年で科学的な価値が疑われるようになった。と言われていますが、その当時の理由が笑えます。
「生存者バイアス」
生き残った人たちは、原爆だけでなく、その後すぐに住居の喪失や飢え、台風などを経験し、くぐり抜けてきた。つまり、一般的な日本人より屈強な人々ではないかと考えられるのだ。
と言う研究結果が報告がされたようです。つまり、一般的な日本人より屈強な人達だから。長寿だと ヾ(@°▽°@)ノ 広島や長崎の人達って、まるで、雑草のような言われ方です。いろいろな考え方ってあるものですね。
※今、様々な問題にこんな対応すれば、どうなるんでしょう。おおらかな時代\(^o^)/だったんでしょうね (ー_ー;)
今も苦しんでいる人がいる中、幸いにも私と家内はその影響を全く感じていません。よろこんでいいのでしょうね。
それとも、感謝すべき!